こうした場合には、キャッシングの利用を検討してみてください。
かつては、借り入れ手続きを取るために、店舗窓口まで行く必要がありました。
時代は変わり、今はネットを使った申し込みが主流で、申し込み手続きをネットで手軽に済ませることができます。
ですから、人目を気にすることなく、必要な時にお金を借りることができるようになったのです。
キャッシングは誰もが利用しやすく親しみのもてるサービスになってきたと言えるのではないでしょうか。
少額のキャッシングでいいんだけど、キャッシングが行える一番少ない額というのは、どれぐらいなんだろう、という疑問を持たれる方も多いと思います。
一応、一般的には個人への融資におけるキャッシングの最低額は、1万円からということになっておりますが、千円単位から申し込みできる金融会社も存在します。
近年、TVCMなどでも話題になっていましたが、過去に消費者金融から借入を行っていた時に、どれだけ返済しても元本が減らないような状況に陥ったことがある人は、過払い金の確認をおススメします。
かつて消費者金融の一部の業者は、罰則がないという理由で違法な高金利でお金を貸していました。
この時に払い過ぎた利息のことを過払い金と呼びます。
10万円以下の借入の場合、20パーセント以上の金利で借りていた人は過払い金の請求ができます。
過払い金は、請求することで取り戻せる可能性がありますが、過払い金返還請求は完済後10年間の期限付きなので、対象者は早速調べてみてください。
雑誌などの中で、クレジットカードの現金化を謳う宣伝を見ることがあります。
クレジットカードのショッピング枠を使ったものなのですが、キャッシングと何が違うのか分からない方も多いでしょう。
一見、似たもののように見えますが、実際は全く違います。
金融機関からお金を借り入れることをキャッシングといい、クレジットカードの現金化は、ショッピング枠を使って高額商品や換金率の高い商品を買って、業者に買い取ってもらうことで現金を手に入れるというものです。
クレジットカードの現金化は、カードの利用規則に反しますし、購入金額と売却価格を考えた時、その差額が大きく返済費用にも満たないので、結果的に損をしたのと同じことになってしまいますから、安易にやってみようなどとは思わないでください。
キャッシングは、使う方法によってはとても役立つものです。
とはいっても、キャッシングを用いるためには、クレジット会社による審査を通過する必要があります。
この審査で落とされた人は、現在から3か月前以上返済が滞ったりしてクレジットカードの解約が強制的に行われたことがある、いわゆるブラックリスト入りしてしまった人です。
お得にキャッシングを利用するには、利率だけでなく手数料や返済方法も考慮するといいでしょう。
返済は、一括(全額)、分割(借入額を月割)、リボ(借入額にかかわらず毎月定額返済)があります。
一括(一回)で返済すれば、分割より期間も短く利子分の節約になり、お財布には一番やさしいです。
一方、分割払いにもそれなりのメリットがあります。
返済期間が長いので利息分の支払いが増えますが、定額を複数月にわたって支払うわけですから、月々の生活費を圧迫しない程度に調整することができます。
自分の生活設計に合わせた返済方法を選んで、けして無理をしないことがストレスなくキャッシングを使うコツでしょう。
キャッシングを利用していると、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
キャッシングは他種のローンと比較すると圧倒的に使いやすいですが、高めの金利が設定されているので、しっかりとした返済計画を立てなければ、返済が不可能な状態にまで追い込まれてしまう可能性があります。
給料日前など、現金が足りなくなるとすぐにキャッシングに頼るような生活では、返済と借入を繰り返す自転車操業のような危うい生活になりかねません。
返済が無理だと思っても、滞納や他社からの借入以外の解決方法を探してください。
辛いと思いますが、まだ借金の額が少ないうちに頼れる人に金銭的援助を頼んだ方が良いと思います。
キャッシングを長期間滞納したら所有する動産や不動産などが押収されるというのは事実なのでしょうか。
私はかつて何回か支払いが滞っているので、持ってゆかれるのではとすごく危惧しているのです。
心にとめておかないといけないでしょうね。